放課後まほらboで取り組んでいる〝ムッレチャレンジ〟。 それは私たちとムッレさんとの約束でもあります。
ムッレさんとは誰なのでしょう。
森の妖精ムッレ
ムッレさんは自然の大切さを伝えてくれる森の妖精です。
森のムッレの語源はスウェーデン語で土壌を意味する「mullen(ムッレン)」です。
土は地球上すべての命の根源であり、虫や動物ばかりではなく、人間もまた土とつながっているのだということを伝えたい願いがムッレの名前には込められています。
ムッレさんは子どもと自然との橋渡し的存在であり、自然への配慮のシンボルです。
森のムッレ教室では五感で自然と触れ合い体験的に自然界の仕組み(エコロジー:生態学)を学び、「自然感覚」(他の生物や環境に配慮し大切にする感覚)を身につけます。
社会で生きていくために必要な能力が、総合的に養われるムッレ教育とは
森のムッレ教育
森のムッレ教室とは森の中での自然体験を通して自然感覚を養い、エコロジーへの基盤を構築していく教育法で、生涯にわたって地球と共生を考え実行していく自然感覚を育てる環境教育です。スウェーデン野外生活推進協会の事務局長だったヨスタ・フロム氏が開発しました。1957年からはじまり、スウェーデンではこれまでに200万人以上の子どもたちが参加しました。また、環境先進国といわれるフィンランド、ドイツ、ラトビア、ロシア、英国、韓国でも活動が行われています。
(日本野外生活推進協会ホームページより)
目的
ムッレ教室の目的は、まず子どもたちに「自然に出かけるのは楽しい」ということを知らせることです。 子どもたちは五感を使って様々な生き物とふれあうこと で、自然感覚を身につけ、生き物は互いに依存しているというエコロジー(生物界の共生)の基本を学びます。そして遊びながら自然体験をし、自然のエチケットを身につけていきます。こうして子どもたちは、一緒に生きている他の生物や依存している環境への気づかいを学ぶことができるのです。
このムッレ教室は自然をよく理解するだけでなく、様々な自然観察や体験を通して、体力づくりはもちろん、集中力、協調性、好奇心、創造力などの子どもの心身の発達に優れた効果があることが学術的にも証明されています。自然で遊ぶことによって、子どもに必要な運動と知識と仲間意識がすべてバランスよく満たされます。
次回はまほらboでの実際に取り組んだ様子をご紹介します。
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